スウェーデン留学でシェアハウス生活|Växjöで10カ月暮らした私の住まい探し

スウェーデンスモーランド地方Växjöにある池と沈む夕日。 Sweden

スウェーデンの田舎町「Växjö(ベクショー)」での生活

私はスウェーデン南部のSmåland(スモーランド)地方のVäxjö(ベクショー)という町に10カ月留学していました。そこで私が選んだ住まいは、8人の留学生が暮らすシェアハウスです。聞きなれない場所ですよね。小さいけどクリーンで落ち着いた、素敵な場所なのです。

こぢんまりとしてはいますがダウンタウンがあり、スーパーやボーリング場、映画館もあります。私はそんな街の中心からはバスで15分ほど離れた郊外に住んでいました。通っていた大学の近くに住むためです。そして徒歩で20分、歩いて通学していました。

2022年の8月に始まり、翌年6月に終えた留学生活は、私にスウェーデンの四季を教えてくれました。色鮮やかに変化するその10カ月という月日で私が抱いたのは、便利は無いけどやすらぎに溢れる豊かな街への親しみの思いです。

スウェーデンのシェアハウス暮らし 平屋8人住まいの生活

留学先の学生寮の案内を断り、自分で現地の部屋を探すことに

10カ月の留学生活、私は平屋のシェアハウスで生活しました。8部屋ある小さな家で、いろんな国から集った留学生と生活を共にしました。

実は、交換留学生だった私は、大学から寮を案内されていました。留学前に準備に奔走していた私は何といい知らせだと思い、住む心づもりでいました。慣れない海外で、誰も知らない土地での生活が待っていた為、「大学の案内する寮ならあんしんだろう。」と考えたためです。

しかし、よくよく案内に目を通すとこんな記載を見つけました。

Rent: SEK 4,000(当時のレートで約5.2万円)

うーんこれは…少し高いな。

今思えば光熱水費込みだった為悪くないのですが、当時大学生でお金のなかった私にとっては大きな金額でした。結局自分でより安い部屋を探してみることにしました。

とはいえ、海外の部屋を自分で探すなんて経験のないことでした。これまでの留学生は皆寮に住んでいたそうで、先輩や大学の支援課に聞いても誰も知りませんでした。

幸い、留学先の大学から「渡航前の準備」として届いた通知の中に留学生向け不動産サイトが2,3件紹介されていました。勝手が良く分からないままでしたが、日本の不動産サイトで探すように大学近辺の住所を入力し検索しました。すると、留学生だけでなく現地の正規学生も対象だったようで思ったよりも大量の掲示がありました。私は黙々とスクロールし探し続けました。

ついに見つけた、グローバルなシェアハウス

紹介されていた部屋は様々で、安いものは4万円程度から、高いものでは1部屋10万円以上するものもありました。条件も様々で、例えば場所でいうとキャンパス内や近辺の部屋は家賃が高く、距離が離れるほど低いという事もありました。また、多くはアパートの一人部屋でしたが、中にはシェアハウスの紹介もありました。その紹介を見つけ、密かにシェアハウスでの生活に憧れていた私は少しワクワクしだしました。

数日サイトを吟味して、いくつか候補を見つけました。もちろん一人部屋ではなくシェアハウスです。そして最終的に次の2つに絞り込みました。

候補① 
家賃:SEK 3,000(当時のレートで約3.9万円) 部屋形態:シェアハウス
詳細:2階建て、留学生2人住まい(共用キッチンダイニング+各1部屋)
候補②
家賃:SEK 3,500(当時のレートで約4.5万円) 部屋形態:シェアハウス
詳細:平屋、留学生8人住まい(共用キッチンダイニング+各1部屋)

学生寮の家賃が5.2万円だった為、どちらも最初の想定よりかなり安いです。

およそ候補①はより安いですが2人住まいなので少し寂しく、候補②は少しだけ高いですが、8人住まいということで賑やかそうです。また、どちらの紹介ページにもキッチンや部屋、家の外見の写真もありましたがそこに大きな違いはなかった為どちらになっても十分に生活できそうでした。さらにはシェアハウスという事もあり家賃は光熱水費込みで、家具家電付きでした。ありがたい!

スウェーデンでの10カ月の住まいの決定!ゼロから契約まで

さて、候補を2つに絞りきった時にはどちらの部屋になっても楽しそうだと前向きな気持ちでした。早速それぞれのLandlord(大家さん)にメールで問い合わせ。

ちなみにメールボックスに私が最初に送ったメールが残っていました。

ところどころ文法やスペルが間違っていて見るに堪えませんが、当時の自分はスウェーデンでの生活の準備が着々と進んでいることに高揚していました。これを読んで留学やワーホリを志される方、最初のメールなんて拙くていいんです!

Hello

Im △△, an exchange student for □□ University from Japan and I'm looking for an accomodation I stay.

I am so interested to your shared accomodation "○○(シェアハウス名)"

I found the rent is 3500sek per month and I think It's reasonable for me.

Could you send me additional pictures about the room and shared areas.

Then, when I want to stay there, how Can I make it?

waiting for your reply!

△△(私の本名)

候補②の大家さんはすぐにこんな返信を返してくれました。

Hi, I will send you two emails with pictures and info. One of them is quite large so pls. check your spam folder if you do not see them.

I have been to Tokyo, Japan is a very interesting place, with very polite people. In some ways Japanese and Swedes are very similar as I remember it - Hofstedes cultural dimensions.

Kind regards,
○○(大家さんの名前)

すぐに返事をもらえて、そして日本に行ったことがあると言及してくれて本当に嬉しかったのを覚えています。また、追加の写真を送ってくれるとのオファーもとても親切ですよね。そして何度もメールのやりとりをし、備え付け家具・家電、シェアハウスのルール、契約期間、契約書の締結、支払い方法等詳細に聞きました。親切に適切に必要情報を提供してくれる誠実さと、それにより実際の生活のイメージが具体的になってきたことにより、私はこのシェアハウスに住むことに決めました。そしてわざわざ契約書を国際便で郵送してもらい、サインをして同様に郵送しました。

ついに、スウェーデンでの住む場所が決まったのです!このタイミングで学生寮の案内メールにはお断りする旨の連絡を入れました。まだ留学生活は始まっていないのに、1つ大きなステップを踏んだと達成感を覚えました。自分でスウェーデンの大家さんとやりとりをして賃貸の契約を結ぶ。私にとってはとても大きなことでした。

スウェーデンのスモーランド地方、Växjöにあるフラット。
住んでいたシェアハウス。平屋建てで8部屋あり。

スウェーデンのシェアハウスで、8人での生活

さて、シェアハウスでの生活はとても国際色豊かでした。ルームメイトは私を含め8名。ほとんどがスウェーデン国外からの留学生です。

秋学期と春学期で一部の人が入退去し入れ替わるのですが、メンバーはこんな感じでした。

秋学期:スウェーデン人、フランス人、フランス人、イタリア人、ドイツ人、ギリシャ人、キプロス人、日本人(私)
春学期:スウェーデン、フランス人、フランス人、キプロス人、ウクライナ人、日本人(私)

お気づきの通り、日本人は私だけ。1人はスウェーデンの正規学生で、後は全員ヨーロッパからの留学生です。日本語を使う機会が全くない、完全に英語だけの環境です。

後から分かったことですが、EU圏外からの留学生を中心に学生寮が準備されていたようです。したがって寮にはアジア人ばかり。日本人も当然たくさんいて、日本人同士の交流が中心となっていた人もいたようです。

何を目的に留学をするのかは人それぞれですが、私はシェアハウスでの日本人1人の環境でよかったと思っています。英語を使う機会が圧倒的に増えたのはもちろんですが、日本のコミュニティから離れることで普段の自分よりもオープンに、積極的になれる感覚がありました。

シェアハウスの自室と共用スペース

私が住んでいたシェアハウスは平屋建てでした。8部屋が廊下を挟み向かい合い、その真ん中にダイニングキッチンがありました。そしてトイレとシャワーが一緒になったバスルームが4つあり、それを2人ずつ共用で使うといった感じでした。キッチンは広く、コンロ3口、オーブンも冷蔵庫も棚もあったのですが、一気に複数人料理することはできないので、交代で使用していました。また冷蔵庫と棚には個人個人に割り振られたスペースがあり、そこに食材や調味料を保管していました。

シェアハウスの共用キッチン
シェアハウスの共用キッチン。私はここで自炊していました。

国籍の異なる8人での共同生活 楽しいこと・嬉しいこと・そしてトラブルも

違う国で生まれ育った8人でひとつ屋根の下で生活していると、良いこともそうでないこともたくさんありました。

例えば、胸が温かくなる思い出では、それぞれの国の料理をお互いに作って、振る舞いあいました。夜が更けるまで、キャンドルを灯しながらソファに座り語らい合いました。一緒に近くの湖まで散歩に行きました。

トラブルでいうと、シンクに食器が置きっぱなしだったり、食事中のマナーで衝突したり、夜中に騒がしくて注意したりと、これもいろいろありました。

しかし今振り返ると全部が大切な思い出です。ルームメイトの一人一人が本当に素敵な心の持ち主でした。彼らは私とって人生で最も大切な友人で、今でも連絡を取り合っています。

大量に詰まったスマホの写真フォルダを見返しながら、出会いに感謝しなくちゃなといつも思います。

まとめ スウェーデンのシェアハウスでの生活

今回は私が10カ月間暮らしたスウェーデンのシェアハウスについてご紹介しました。ゼロから調べ、契約し、実際に住むことは簡単ではありませんでしたがとても大きな経験になりました。詳細はまた別の機会にご紹介しますが、住んでいたシェアハウスは私にルームメイト達とのかけがえのない思い出をくれました。思い出さない日はありません。

さて、次回の記事はスウェーデンのスーパーと食生活についてご紹介します!

最後までご覧いただきありがとうございました。それではまた!

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